エムボマ Jリーグ 歴代外国人選手
Jリーグの歴代外国人選手の中でも体格が大きく、大きな体を生かしたストライカーに、ガンバ大阪で活躍したエムボマ選手がいます。大柄ながら俊敏な動きと並外れた身体能力から、1997年のガンバ大阪移籍後すぐに活躍、浪速の黒豹の異名を得ました。当時の日本ではなかなか彼の動きを封じることのできるデフェンダーもおらず、日本代表で活躍していた選手でもその身体能力には驚きをもって見るしかないような状況でした。
Jリーグのベストイレブンにも選出され華々しい活躍をしました。フランスとカメルーンの二つの国籍を持っていたものの、カメルーン代表としても活躍しシドニーオリンピックでの金メダル、アフリカ選手権での得点王などタイトルも多く持っています。
2002年の日韓ワールドカップでも活躍が期待されましたが、現役時代の後半はけがに苦しみ、2005年に引退となりました。実力もそうですが親しみやすいキャラクターも魅力で、カメルーンの後輩にあたり世界で活躍したエトオ選手などに慕われた人間的にも魅力の多い選手です。